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過去の異能工房イベント

半農+半「x」

2015.3.10(有)メガプロ代表取締役上羽 雅俊

第27回異能工房勉強会
日時:2015年3月10日(火)19:00~21:00
場所:COCON烏丸4F 異能工房
テーマ:<半農+半「x」>

メインスピーチ
(有)メガプロ 代表取締役 上羽 雅俊 氏
(1)写真家を目指した最初の人生
写真家を目指し、資金作りのためカツオ船に延べ
15ヶ月、その資金でアメリカに6ヶ月。
帰国後、また資金作りのため、近海の
マグロ船に4ヶ月乗り、その資金でビデオ
動画撮影の機材を購入し企業向け取説
ビデオなどを商売に。
(2)ノウハウに挑戦
企業向けの動画ビジネスは、営業が必要。
しかし営業が苦手なので、広い工房をもって、
例えば陶芸家のノウハウをビデオ撮りして
ソフトで稼ごうと、土地探し結果、
亀岡市西別院町の土地にたどり着く。
(3)稲作農家への挑戦
広い工房をつくるために、土地・廃家屋を
買ったが、工房づくりに上下水道などの
投資が必要で、断念。
米作りに挑戦 → 無農薬にチャレンジ
したが、4年にわたり生産性が毎年低下し
無農薬を断念。5年目から、減農薬で
再チャレンジ中。 
さらに、米粉でうどんづくりにチャレンジ。
ベトナムのフォーと同様押し出しでつくる。
(4) 半農+半「X」 に挑戦
現在は90%は農業収入で、赤字。 
自前の米にこだわった飲食店「あたご」で
麺類・おにぎりを提供。
工房の夢は持ち続け、敷地内の竹藪・雑木林
などを使って、子供に竹細工、
ヒノキ工作などの自然を教える教室や、子供に
農業を教えるような挑戦をしたい。

会員スピーチ
京都プラワーツーリズム プロデューサー 高木 治夫 氏
「オープンデータを活用した地方創生」
(1)岡山県 笠岡市 北木島、
7,000人もいた人口は、現在900名に減少し、
北木島では危機感があった。
京都の五条大橋の、義経弁慶石像・橋の
欄干 などは、北木島の石を使っている。
石の文化・風景・人と言った強みを
ブランデイングし、
Wikimedia+Wikipediaを使って知名度を
高め、京都などとの交流会を成功させた。
(2)香川県高松市 男木島 でも、
同様「強み」を見つけ、
Wikipediaを使った知名度向上策実施中。
(3)知恵を使い、強みを写真にして、
IT(Wikimedia/pedia)と
言ったOpen Dataを活用することで
交流人口を拡大した。

記:大薮俊一

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